俺が初めて童貞卒業した時の話をしようと思うー第1話ー

      2017/04/20

僕が初めて童貞を卒業したのは19歳のことだ。大学1回生の春。5月に入る前の日のことだった。

その日は大学で最後の新歓として新歓→カラオケっていう流れだった。カラオケに到着したのは夜の1時くらいで、みんな眠そうだったのが印象的だった。

 

まぁその中にも元気な子はいるもんで、元気な奴は元気な奴で集まり、歌い、踊っていた。

かくいう僕は、そこまで歌う気力もなかったので、ただただ座っていた。

 

最初の方から新歓で「かわいいな~」なんて思っていた女の子が僕の膝で眠り始めて、ちょっとドキドキしていたのを覚えている。丁度恋愛を勉強し始めてから5か月がたっていて、ちょうどそのころから効果が出始めたのもよく覚えている。

 

ただ、僕が初めて童貞を卒業したのはこの子ではなかった。初めては僕の膝で眠る女の子じゃなくて、僕の右にいた女の子だった。

 

まぁいろいろあるけれど、その子は他の男に絡まれてたんだよな。結構な感じのダルがらみ。そいつに抱き寄せられてて、「この子いけそうだなーー」なんて思ってた。まぁ予感はそのあと的中するんだけど。

 

「大丈夫?w」みたいな感じで声かけて、このサークルはいるの?みたいなことを最初は話してた。大学では粗相をおこしちゃいけなくて、そのサークルも粗相にはすごく厳しかった。

 

粗相っていうのは簡単に言うと、男女の関係はダメだよみたいな感じ。サークル内でやらかすなよってこと。

 

んで、そんな感じで話してるうちに、やっぱり恋愛関係の話になった。女の子の感情が揺れ動くのは恋愛の話だって勉強してあったから、途中から恋愛の話に移っていった。

 

「彼氏いるん?」って単刀直入に聞いた。「いないよw」って彼女は答えた。

「へーいないんだwなんでいないんw」みたいな感じで返した。いじるのも大事って書いてあったから、軽く小ばかにしてあげる感じ。ちょっとSっぽく。そしたら、「なんでだろうねw私がかわいくないからなんじゃない?w」って答えた。

 

「いや、そんなことはない。」と僕は思った。彼女はお世辞にも可愛くないわけはないのだ。何人もの男に絡まれていたし、連絡先も結構聞かれていた。少なくとも、僕はまぁまぁ可愛いと思った。

 

「そんなことなくない?」僕は言った。「本当?」なんていいながら、彼女は体を寄せてくる。彼女の左肩が僕の右肩にくっついた。顔がすぐ前にある。「あーもしかしたらこれいけるやつなのかもしれない」僕は咄嗟にそう思った。

 

「今日はこれ終わったら何するん?」僕は訊いた。「今日はこの後何もないよ」彼女は言った。

「みんな寝てるし、これ終わったら俺んち来る?」僕は言った。「行く」彼女は言った。

 

「あ、これはいけるやつなのかもしれないな」と僕は思った。この時、僕は童貞だったから、確信は持っていなかった。でも、ちょっとだけ期待していた。初めて家に連れ込めるのかもしれない・・・。

 

当時童貞だった僕は淡い期待を抱いていた。

 

朝の5時になり、みんなそろそろ解散するぞ~って段階で、その子を連れて始発の電車に乗った。

女の子を隣に連れて電車に乗るなんて初めてのことである。緊張していた。彼女は眠いのか、僕の方に寄り添っていた。首元からは、香水の甘い匂いがしていた。

 

駅から降り、家に向かって歩く。まぁまぁの距離だ。「ちょっと歩くよ?」

「うん」

彼女は静かにそう答えた。

 

さぁ、童貞となるとこういう家までの間に何を話してよいかわからない。これが童貞思考か・・・やべえな・・・と緊張してきた。それと同時に、「俺ってあっさり童貞捨てちゃうのかな」なんても思った。

 

歩いて10分くらいたっただろうか。お互い無言だ。僕は何を思ったか、一言彼女に向かってこう告げた。

 

「実は俺、童貞なんだよね」

 

何を思ったのだろうか。自分でもわからない。しかし彼女は、「そうなんだwじゃあ、今日卒業しちゃうの?w」と返してきた。

 

確定である。相手も覚悟している。嗚呼神様よ。今日僕は童貞を捨て去るのですね・・・なんて思っていた。今思えば、よくこんなにトントンでいったよななんて思う。

 

家に着く。

 

コンドームは先輩が2個くれていたので、なんとかなるなぁなんて思っていた。とりあえず横になっていなかったので、二人でベッドに横になる。顔が横にある。「あぁ、このまんまキスすればいいのか」と思ってキスをする。妙に冷静だった。

 

そこからはお決まりの流れでなんとか挿入。なんかあっさりだった。

初めての童貞喪失はそんなに大したことないなんて誰かが言ってた気がするけど、そんな感じだった。

「オナニーの方が気持ちよくね?」みたいな感じ。

 

これで僕はめでたく童貞を卒業したわけだが、本当に気持ちの良いセックスはお互いの心が通ったセックスだって気づいたのはこの後の話。

 

童貞卒業は意外とあっさりだったっていう印象アリ。ちゃんとやればだれでも通れる道。

 

さぁ、恋愛を俺ももっと学ぼっと。

 - 童貞卒業日記ーモテる男になろうー